メールサーバ設定


 DNSレコードのメールサーバ(メール)に関する設定を「導入編」、「基本編」、「応用編」に分けて、Q & A方式で説明します。なお設定方法は制御タイプ、ホスト名、ターゲット、MX優先度の順に表記しています。
 ホスト名とはサブドメイン名(無しも含む)+ドメイン名のことですが、独自ドメインのホスト名を設定する際は、サブドメインのみの入力となりますのでご注意ください。

導入編

Q. メールサーバの設定には、どのようなレコードを使うの?

A. AレコードとMXレコードを合わせて使用します。MXEレコードはAレコードとMXレコードが合わさったようなもの(実際の動作は少々異なります)なので、こちらを利用してもかまいません。
 簡易DNSではMXEレコードがなく、MXレコードはホスト名を指定することができないなど、汎用DNSと設定が異なることが多々あります。



Q. MXレコードの設定を省略してもメールが使えるという噂を聞いたんだけど本当なの?

A. 本当です。省略してもAレコードがしっかり設定してさえあれば動作します。
 MXレコードが見つからない場合、送り側はAレコードの検索をします。このとき検索は2度起きてしまいますので、できる限りMXレコードを設定しておきましょう。



Q. ウェブサーバの設定を気にせず、メールサーバの設定をしてもいいの?

A. いいえ、気にしてください。Aレコードの設定などが重なってしまうと、思うように反映されません。



Q. MX優先度ってどんなものなの?

A. セカンドメールサーバの設定には、優先順位をつけなければいけません。その優先順位を設定する項目です。通常は10にしておき、優先順位を付ける必要があるときは、 10, 20, 30 と 10 飛ばしで設定するのが一般的なようです。



Q. セカンドメールサーバってどんなもの?

A. セカンドメールサーバとは、とある1つのメールサーバがダウンしたときでも、他のメールサーバにフォワードし、メールが確実に届くようにするための、念のためのサーバのことです。そのため同じサーバにセカンドメールサーバを作っても効果がありません。またセカンドメールサーバの設定は、メインメールサーバと同一にしておく必要があります。


基本編

Q. 最低限 user@hogehoge.com のメールアドレスが使えるようにするにはどうしたらいいの?

A. 汎用DNSユーザーのみに限りますが、一番設定が簡単なものは、バリュードメイン付属のメール転送機能です。設定方法はいたって簡単で、「コントロールパネル」の「ドメイン操作」の「メール転送設定の変更」からユーザー名と転送先を入力するだけです。DNSレコードは自動的に設定されます。

mxe mail 209.19.56.20 10

 ただし、この設定をする以前に、他のメールサーバの設定がされてあると、自動的に設定されません。このメール転送機能の設定の際は、メールサーバの設定を全て削除してから行ってください。またPOPメールには対応していません。



Q. 上の設定が自動的に反映されなかったら、MXレコードを使って手動で設定してもいいの?

A. バリュードメインのメール転送機能は、独自のシステムでできているため、MXレコードでは思うように反映されないことがあります。もしも反映されなかった場合は、DNSレコード上でメールサーバの設定が一切されていないことを確認の上、再度メール転送の設定を行ってください。



Q. なんでMXEレコードのホスト名は mail なの?

A. MXEレコードは、まずホスト名( mail.hogehoge.com )を指定されたIPアドレスに向け(実際には名前の解決はされていません)、そのホスト名をメールサーバとします。そして全てのメールをそこにフォワードする仕組みになっています。一般的にメールサーバのサブドメインは mail であり、別に mail でなくても問題ありません。



Q. XREAのドメインメールを使う利点ってなに?

A. ドメインメールでは以下のような利点があります。

  • メール転送かPOPメールを管理画面で簡単に設定することできます。
  • サブドメインを含むメールアドレスを作ることができます。
  • 複数のドメインのメールアドレスを作ることができます。
  • セカンドメールサーバを作ることができます。
  • メールサーバ名を独自ドメインにすることができます。
  • ウェブサーバと同一サーバのため、ウェブサーバが落ちるとメールサーバも落ちます。(欠点)


Q. XREAのドメインメールを使いたいんだけど、設定の簡単な流れを教えてくれる?

A. バリュードメインでは、「どのようなメールを、どこにフォワードさせるか」という意味合いの設定を行います。設定に流れというものはなく、1つの意味合いにつき、1つの設定で事が足ります。



Q. s1.xrea.com をメールサーバとして、独自ドメイン宛て(サブドメインを含む)のメールをすべてフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. ここでポイントとなるのは、メールサーバが1つであることと、全てのメールをフォワードさせることです。このような場合は、全てのメールアドレスを特定のメールサーバ(IPアドレス)にフォワードさせることのできるMXEレコードを使用します。メールサーバの設定が1つなので、MX優先度は必然的に10となります。

mxe mail 150.95.8.101 10

 簡易DNSのMXレコードは、全てのメールアドレスを特定のメールサーバ(ホスト名・ドメイン名)にフォワードさせることができます。

mx   s1.xrea.com. 10

※最後のピリオドをわすれないように!



Q. s2.xrea.com をメールサーバとして、 user@hogehoge.com 宛てのメールをフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. ここでポイントとなるのは、特定の型のメールアドレスをフォワードさせることです。このような場合は、特定のメールサーバ(ホスト名・ドメイン名)にフォワードさせることのできるMXレコードを使用します。

mx @ s2.xrea.com. 10

※最後のピリオドをわすれないように!

 簡易DNSのMXレコードでは、特定の型のメールアドレスのみをフォワードすることはできません。しかし奨励はしませんが、MXレコードを使用せずに、Aレコードを使用すると実現することができます。

a @ 150.95.8.102  


Q. 全てのメールアドレスを特定のメールサーバにフォワードするときに、MXレコードでワイルドカードを使って設定してもいいの?

mx * メールサーバ名. 10

A. MXレコードでワイルドカード(ワイルドカードMX)を使用とすると、問題を起こす可能性がありますので、なるべく避けましょう。全てのメールアドレスを特定のメールサーバにフォワードするときは、MXEレコードを使用しましょう。



Q. user@hogehoge.com 宛て用のメールサーバを s3.xrea.com 、 user@web.hogehoge.com 宛て用のメールサーバを s4.xrea.com として、それぞれフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. ここでポイントとなるのは、メールサーバが複数であることです。MXEレコードでは、1つのメールサーバしか設定できないので、このような場合は、MXレコードを使用します。

mx @ s3.xrea.com. 10
mx web s4.xrea.com. 10

※最後のピリオドをわすれないように!

 簡易DNSでは、特定の型のメールアドレスのみをフォワードすることはできないので、Aレコードのみで設定します。

a @ 150.95.8.103  
a web 150.95.8.104  


Q. s5.xrea.com をメールサーバとして、 user@s*.hogehoge.com 宛てのメール(*は任意の文字・文字列)をフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. この場合は、やむを得ずワイルドカードMXを使用する必要があります。

mx s* s5.xrea.com. 10

※最後のピリオドをわすれないように!

 簡易DNSでは、特定の型のメールアドレスのみをフォワードすることはできないので、Aレコードのみで設定します。

a s* 150.95.8.105  

応用編

Q. 基本編の説明の中で、メールサーバ名がすべて s*.xrea.com の型になっているけど、独自ドメインを使って s6.xrea.com にメールサーバをつくり、user@hogehoge.com 宛てのメールをフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. 独自ドメイン名のメールサーバを作ることを強く奨励します。その際、必ずAレコードを使用してください。
 メールサーバを作ることにより、送受信サーバ名を mail.hogehoge.com などの分かりやすいものに変更することができます。その際、MXレコードのターゲットには、独自ドメインに続くサブドメインを指定することができます。

a mail 150.95.8.106  
mx @ mail 10

※最後にピリオドは必要ありません!

 もちろんホスト名をそのまま指定しても構いません。

a mail 150.95.8.106  
mx @ mail.hogehoge.com. 10

※最後のピリオドをわすれないように!

 簡易DNSでは、Aレコードを使用しない限り、特定の型のメールアドレスのみをフォワードすることはできませんが、そうでなければ独自ドメイン名のメールサーバを作ることができます。

a mail 150.95.8.106  
mx   mail 10

※最後にピリオドは必要ありません!

 ターゲットにホスト名をそのまま指定しても構いません。

a mail 150.95.8.106  
mx   mail.hogehoge.com. 10

※最後のピリオドをわすれないように!



Q. メールサーバを作るとき、CNAMEレコードは使ったらいけないの?

A. その通りです。メールサーバの設定でCNAMEレコードはタブーです。
 MXレコードを検索したときにCNAMEが返ってくると、それを正規の名前に変換しなければなりません。このために検索が起き、余計な手間がかかります。検索に失敗するかもしれません。受信ホストがCNAMEのことを忘れて、受けとるように設定をしていないと、メールがループしてしまう原因にもなります。また一部のサーバは、メールアドレスのドメインを、CNAMEレコードで指定したドメイン名に置き換えてしまうため、うまくメールが配送されないことがあります。



Q. トップメールサーバを s7.xrea.com 、そのセカンドメールサーバを s8.xrea.com にして、 user@hogehoge.com 宛てのメールをフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. サーバ側のシステムにより、ドメインメールにおいて、1つのドメインを管理できるアカウント数は1アカウントと限られているため、XREAでのセカンドメールサーバ実現は事実上不可能になります。ただし外部のメールサーバを利用する場合は可能になります。



Q. トップメールサーバを s7.xrea.com 、そのセカンドメールサーバを mail.gaibu-server.com ( Aレコードで名前の解決済 ) にして、 user@hogehoge.com 宛てのメールをフォワードさせるにはどうすればいいの?

A. Aレコードは、同じホスト名を複数のサーバ向けることはできませんでしたが、MXレコードは、同じホスト名を設定することができます。優先させたいメールサーバから、順番にMX優先度を設定します。

mx @ s7.xrea.com. 10
mx @ mail.gaibu-server.com. 20

※最後のピリオドをわすれないように!

 簡易DNSでは、以下のような設定になります。ただし、これでは独自ドメイン宛て(サブドメインを含む)のメールをすべてフォワードさせてしまうのでご注意ください。

mx   s7.xrea.com. 10
mx   mail.gaibu-server.com. 20

※最後のピリオドをわすれないように!





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